最上地方とは奥羽山脈や神室連峰などに囲まれた山形県内陸部北部をさす地方である。最上地方は巨木が多い地域として有名であり、日本一の巨木が10種類以上。環境庁が認めた巨木だけでも160本あまりある「日本一の巨木の里」である。グリーンツーリズムの一環として巨木探訪ツアーが開催されている。また、古の情緒を残す温泉街である肘折温泉郷や義経伝説の残る瀬見温泉郷、松尾芭蕉ゆかりの赤倉温泉などの秘湯が点在するのも特徴である。
戦国時代には雄勝に本拠地を置いた小野寺氏や、細川氏など小豪族が連合して治める地であったが、村山地方を治めた最上義光によって統一された。最上郡の国人領主も慶長出羽合戦の際は最上義光と共に立ち上がって上杉勢に対したと言われている。江戸時代になり、最上氏が改易になると戸沢氏が新庄城に入り新田開発や鉱山開発、市場改革などを推し進め最盛期を迎えた。
新庄ニューグランドホテル
戸沢村観光物産協会
ほていや
新庄の菓匠たかはし