【2023年度】観光市場と動向について

コロナ渦から日が経ち、分類も5類に引き下げられた影響もあり、
観光における人の動きが活性化しております。
多くの観光事業者様が、受入対策に取り掛かっている中で、
日本の観光と市場と動向についての情報をまとめましたので、
今後の施策などにぜひご活用ください。

1章 国内の観光動向について

国内観光情報データ

■日本人延べ宿泊者数は、令和5年2月は、
3,521万人泊、 2019年同月比+2.8%(前年同月比+52.6%) 、
令和5年3月は、4,184万人泊、 2019年同月比+0.5%(前年同月比+26.3%)。

【日本人延べ宿泊者数】

■日本人延べ宿泊者数は、3,521万人泊であり、対前年同月比を都道府県別でみると
最も多いのが沖縄県、次いで石川県、長崎県、愛媛県、佐賀県の順
となっている。

第2章 インバウンドの観光動向ついて

【外国人延べ宿泊者数】


■令和5年2月は 593万人泊、 2019年同月比-36.1%(前年同月比+2787.1%)、
令和5年3月は 789万人泊、 2019年同月比-17.0%(前年同月比+2287.9%)であった。

インバウンド観光トピックニュース

■JNTO、持続的な観光・消費額拡大・地方誘客の実現に向けた訪日プロモーションを展開
参照:https://yamatogokoro.jp/inboundnews/pickup/50213/


日本政府観光局(JNTO)が「2023年度の主な取組」を策定し、
「持続可能な観光」「消費額拡大」「地方誘客」を柱に、インバウンド回復に向けた取り組みを加速するとしている。

■外国人旅行者向けの免税制度に変更、4月から 観光庁
参照:https://honichi.com/news/2023/05/10/tax/
観光庁は、訪日外国人旅行者向けの消費税免税店制度を2023年4月1日から改正しました。 免税購入対象者が変更されるほか、Visit Japan Webを活用した本人情報の確認が可能となりました。

■2023年1-3月期インバウンド消費額1兆146億円、コロナ前の9割近くまで回復。参照:https://yamatogokoro.jp/inbound_data/50135/
2023年1〜3月期の訪日外国人旅行消費額は2019年同期比11.9%減の、1兆146億円となった。2022年10月の個人インバウンド旅行の解禁を受け、同年第4四半期は5949億円でコロナ前の5割近くまで回復していたが、
今期は2019年同期の水準の9割近くまで戻ったことになる。


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【2023年度】観光市場と動向について

3章 今後の観光動向の予測について

2023年の国内旅行者数は、
2億6,600万人(対前年比108.6%、対2019年比91.2%)と推計!

平均消費額は物価上昇の影響を受け、40,300円(前年比101.5%)、国内旅行消費額は
10兆7,200億円(前年比110.2%)と推計。平均消費額は2000年以降で最高額!



インバウンド観光の今後の動向予測

2023年の訪日外国人客数は、
2,110万人(前年比550.6%、2019年比66.2%)と推計!

コロナ禍前の2019年の訪日外国人のうち最も多い割合を占めていた中国は、2023年1月時点では本格的な回復の目途は立っていません。
本予測では中国からの訪日需要は、
令和5年年7月以降に回復が本格化し、他の訪日市場と概ね同じパターンで
急回復をすると想定して算出しています。

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【2023年度】観光市場と動向について

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