プロモーションはSNSを活用することに興味を持っている!

弊社が独自調査したアンケート調査では、興味あるプロモーション施策にSNSが比率が一番高く、全体の約2/3の割合となりました。

対象は弊社のお客様となりますので、観光業(地方自治体、観光協会、宿泊業、飲食業、小売業など)の宣伝御担当者様が、現在SNSに興味を持っている結果となりました。


SNS時代の現状について

電通の調査によれば、2023年時点で95%の日本人がスマートフォンを所有し、SNSの利用も増加中という結果になりました。

主に使用されているのは、Instagram、Facebook、TikTok、Twitter、YouTubeであり、いずれかを利用する人は85%に達しています。

これにより、個人は容易に情報収集が可能となり、スマートフォンとSNSは企業と生活者の重要な接点となっております。

この変化は消費者の購買行動にどのような影響を与えるか。これを検討するため、過去の消費者の購買行動モデルが時代の変化にどのように適応してきたかを見てみましょう。

従来の購買モデル AIDMA・AISASについて

それでは実際にどのように消費者が購買に行動に移るのか、マーケティングでの消費者モデルAIDMAとAISASについて詳細を見ていきましょう。

※AISASは株式会社電通の登録商標です。

商品やサービスを広める際に、AIDMAとAISASは重要なステップです。AIDMAは「気づき」「関心」「欲望」「記憶」「行動」を指し、顧客の心の動きを表現します。

一方、AISASは「気づき」「関心」「検索」「行動」「共有」の順で進み、顧客の購買までのプロセスを捉えます。

この二つのアプローチは、消費者の心理や行動を理解し、効果的なマーケティング戦略を構築するために役立ちます。

新しい購買モデル 『SEAMS 』の解説

「SEAMS」は、無目的で無意識の情報回遊が購買行動の入口となる新しいモデルです。
インターネットの情報過多により、アテンション獲得と情報接点の争いが激化しています。
ザッピング行動はテレビからスマホへと変化し、目的のないスマホ行動が増加しています。
特に若者はサーフ時間が多く、これを基にしたSEAMSモデルが提唱されました。

◆考察:宿泊業界だったら、このように推移する

それでは宿泊業界モデルに、消費者行動の変容を当てはめて、考察していきます。

プライベート情報増での「イミ」消費を重視

『誰もが知っている』より、『知る人ぞ知る、私だけが知る』情報に価値を見出しています。
特に、若年層を中心に『私だけが知る』価値が高まっています。

 20代女性では、スマホからの情報接種はプライベート情報が7割強を占めるようになりました。
消費の時代は、「モノ」から「コト」へ、そして「イミ」に遷移してきています。

 イミ消費時代では、プライベート情報が優勢で、情報発信のイミにステータスを求める時代。ソーシャルメディア上で自分の立ち位置、ソーシャルステータスをつくることが、リアルライフの充実に直結するようなり、なりたい自分への理想像に向けての情報発信内容のイミを選別するように変容していきました。

観光・グルメおける『SEAMS 』への1ステップ

各ステップで、気を付けるポイントと、活用すべきSNSプラットフォームは下記となります。